精力とテストステロンの関係

年齢とともに、気力や精力の衰えを感じている男性の方は多いのではないでしょうか。
彼女や奥さんを満足させたいけど、やる気が起きなかったり、勃起力の低下が著しかったりすると、大切なパートナーをがっかりさせてしまう可能性があります。
「自分に魅力がなくなったのかな?」「他に好きな人ができたのかも」などと、あらぬ疑いをかけられてしまうかもしれません。

いろいろなサプリメントや精力剤を試してみたけど効果がないという方は、「テストステロン」が減少しているかもしれません。
テストステロンとは、気力や精力に大きく関係してくるホルモンです。

一般的には20代をピークに減少していきますが、現在はさまざまな対策方法があります。
そこで本記事では、「精力とテストステロンの関係」をお伝えします。

男性と女性で異なる精力の低下

精力の低下には、男性と女性では大きな違いがあります。男性は19歳、女性は35歳くらいに最も精力が高まるといわれています。
その理由として、女性は30歳くらいから女性ホルモンの分泌が減少していき、一方で男性ホルモンの割合が増えるからではないかと考えられています。

30代といえば、男性は働き盛りの年代です。
仕事が楽しくなってくる反面、仕事に対する責任や上司と部下の板挟みなど、人間関係のストレスが増えてくる年代でもあります。
パートナーに求められたときに、仕事で疲れているからそんな気にならない、と拒んでしまうこともあるでしょう。

とはいえ、いつもいつもそうならないためには、精力のもとであるテストステロンを意識して増やしていくことが必要です。

テストステロンと精力の関係

男性なら、自分の好みのタイプや魅力的な女性を見たときに、目がくぎ付けになった経験が一度はあるでしょう。
このとき、体の中ではどのような変化が起きているのでしょうか。

まず目から入った情報(=魅力的な女性)により、テストステロンが産生されます。
テストステロンが産生されることで、脳内物質の「ドーパミン」の分泌が始まります。
そして興奮作用のある「ドーパミン」が男性の陰茎海綿体に「勃起せよ」と司令を出すことにより、ペニスに血液が集まり勃起するのです。

つまり、男性が性行為に積極的になるために、テストステロンの分泌が欠かせないのです。

男の朝勃ちは健康のバロメーター

男性の「朝勃ち」は女性の生理と同様に、健康のバロメーターです。

ペニスには細い血管がたくさん通っています。
朝勃ちの回数が減ってきたときは、血管に何らかの異常が見られる場合があります。
心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など、血管系の病気の前触れかもしれません。

たかが朝勃ちじゃないか、と甘く見てはいけません。

精力が強い男は仕事ができる

精力が強い男性は仕事ができるといわれています。
「精力」とは、セックスに対しての「性力」として使われることが多いようですが、本来の意味は「物事を成し遂げていく心身の活動力」という意味です。

テストステロンには、精力をみなぎらせる力があります。
仕事ができるビジネスパーソンの共通点は、決断力と判断力に優れていることです。
優柔不断な人はいません。 一度決断したら、よほどのことがない限りぶれません。

テストステロンは、この決断力と判断力を上げてくれるのです。

精力が強い男の見極め方「2D:4D比の法則」

精力が強いかどうかを見分ける簡単な方法があります。
「2D:4D比」といって、人さし指(2D)と薬指(4D)の長さを比べる方法です。

株式トレーダーを対象にした実験では、人さし指より薬指のほうが長い人、つまり「2D:4D比が低い人」のほうが、年収が高いという結果がでています。

「2D:4D比」は、母親の胎内にいる時期に、男性ホルモンにどれだけ強い影響を受けたかを示す指標でもあるため、女性にも当てはまります。

精力低下の原因

精力低下の原因は、生活習慣の乱れも関係しています。
仕事のストレスを発散するために深酒をしたり、ギャンブルにハマったりする人もいるかも知れません。
生活習慣の乱れが、テストステロンの減少、ひいては精力の低下につながります。

ストレス

精力低下の一番の原因はストレスだといわれています。
ストレスを受けることによって、ストレスホルモンの「コルチゾール」の分泌が活発になり、テストステロンの分泌が妨げられます。

糖分の多い食事

糖分の多い食事や飲み物も、精力を下げてしまいます。
特に缶コーヒーは注意が必要です。

糖分が多い缶コーヒーを急激に摂取すると、血糖値の急激な上昇を引き起こします。
血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、正常な値まで引き下げられますが、この乱高下がテストステロンの分泌を妨げます。

さらに、血糖値が急激に下がるときは空腹感が強まるため食べすぎにつながり、再び血糖値が高まるという悪循環に陥ってしまうのです。

運動不足

運動不足も精力低下の原因の一つです。
休日は日頃の疲れを癒やすために、一日中ゴロゴロしている方も多いかもしれませんが、これはよくありません。
精力の低下だけでなく、さまざまな病気を引き起こす要因となります。

精力を上げる方法

多くの方が、いつまでも若々しく精力的に過ごしたいと思っているはずです。
ここからは精力を上げるもとになるテストステロンを増加させる方法をお伝えします。

十分な睡眠

質の良い睡眠を取ることにより、いつまでも健康で若々しい体を保つことができます。

人間は寝ている間に体や心のメンテナンスをしています。
寝不足になると仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、落ち込みやすくなったり、イライラしがちになったり、良いことはありません。

そんなときこそ一度ゆっくり睡眠を取り、リフレッシュしてください。
十分な量と質の睡眠で、毎日の健康と精力を保ちましょう。

食事

精をつける食材として、真っ先に思い浮かぶものの一つがにんにくです。
にんにくには、疲労回復に必要な「スコルジニン」や精子の生産に必要な「セレン」など、多くの栄養素が詰まっています。

また、玉ねぎも精力を上げるのに適しているといわれています。
玉ねぎには男性ホルモン増加作用のほかに、動脈硬化の改善や血栓予防効果などがある成分が豊富に含まれています。

そのほか、長ネギやかき、イワシなどの青魚もおすすめです。
また、筋肉を作るためには、肉の摂取も欠かせません。
脂肪分の少ない肉を、積極的に取るようにしましょう。

運動習慣

運動も重要です。ただし、やりすぎは禁物です。
次の日に支障をきたすような運動は、逆にテストステロンの減少を招きます。
長続きしないようなきつい筋トレもおすすめしません。
ちょっときついくらいの運動で十分です。
運動が習慣化されるまでは、軽めの運動を楽しみながら行いましょう。

まとめ

精力とテストステロンの関係や低下の原因、テストステロンを増加させる方法を解説しました。

精力とは「物事を成し遂げていく力」です。
精力が強いと、女性に対して積極的な態度で接したり、仕事でのリーダーシップを発揮したりすることにつながり、決断力や判断力、集中力のアップも期待できます。

ここでご紹介したテストステロンを増加させる方法は、どれも難しいものではありません。
まずは睡眠や運動、食事など日頃の習慣を見直し、できることから始めていきましょう。