医療レーザー脱毛にリスク(副作用)はありますか?
医療レーザー脱毛には赤みやヒリヒリ感が出るリスクがあります。まれにやけどや色素沈着、硬毛化、増毛化が起こることもあります。
施術後に赤みやヒリヒリ感、軽いむくみといった症状が出る可能性があります。これはレーザー照射による正常な反応で、ほとんどの場合は数日でおさまります。また、まれに肌トラブルや硬毛化・増毛化などの症状が現れるケースがあります。
そのほか、以下のような肌トラブル・症状が起こる可能性があります。
・やけど
レーザーの出力が高すぎた場合や日焼けしている場合などに起こりやすくなります。施術後数日を過ぎても赤みやヒリヒリ感が残り、水ぶくれができるとやけどの可能性があります。
・毛のう炎
毛穴の奥で雑菌が繁殖して炎症を起こし、肌にニキビのようなブツブツができます。これはレーザー照射で一時的にバリア機能が下がった肌に雑菌が入り込むことが原因です。
・炎症後色素沈着
施術後1ヶ月後くらいに色素沈着が現れる場合があります。炎症が起こったことでできた一時的な色素沈着がほとんどで、数ヶ月から1年程度で自然に消えていきます。
・硬毛化
何回か脱毛施術を受けた後、これまでになかった太く硬い毛が生えてくることがあります。この原因は解明されていませんが、毛根に十分な熱エネルギーを与えられなかった場合に起こるといわれています。
・増毛化
今まで生えていなかった毛穴から毛が生えてくること。硬毛化と同様に原因は解明されていませんが、硬毛化で毛が太くなったことで毛が増えたように見えているケースも多いといわれています。
万一これらの症状が現れた場合は、クリニックにお問い合わせください。医師が迅速に診察を行い、必要に応じて薬を処方いたします。診察代や薬代などをご負担していただくことはありません。